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腸活スペシャル2: 腸内細菌=口内環境という話

腸活スペシャル:腸内細菌=口内環境という話
「腸活」と聞くと、ヨーグルトを食べるとか、発酵食品を摂るとか、腸に直接いいことをするイメージが強い。 でも実は──腸内環境と口の中の環境は直結しているという話、知ってた?
■ 腸内細菌と口内細菌は“同じようなメンバー”
人間の体は、一つの長い管(チューブ)のようになっていて、口から肛門までがつながっている。 その入り口が「口腔」、出口が「大腸」だ。
そして、驚くべきことに──
- 腸内にいる細菌と、
- 口の中にいる細菌の構成は、かなり似ている という研究結果がある。
口内環境が悪い人は、腸内環境も乱れやすい。 逆に言えば、口の中から整えることが腸活につながるという発想もできる。
■ 実際どういう影響がある?
- 虫歯菌や歯周病菌が飲み込まれて腸まで届くことがある
- 食べ物に付着した唾液の菌が腸まで旅する
- 特に「口呼吸」の人は、乾燥により悪玉菌が増えやすく、腸にも影響が出る
つまり、腸活=口活とも言えるわけだ。
■ じゃあ何をすればいいの?
- 舌磨き(舌苔の除去)
- フロスや歯間ブラシで歯間の菌を減らす
- 就寝前のマウスウォッシュ(アルコールなしがベター)
- 寝る前の口テープ(いびき防止+口呼吸対策)
- よく噛む(唾液を出す)
このあたりは、腸活してる人ほどやっておくべき“口内ケア”だ。
■ まとめ:腸内と口内は、一本の道
腸活を本気でやるなら、口内環境をおろそかにするべきじゃない。 「ヨーグルトを食べてるのに腸の調子がイマイチ…」って人は、 もしかしたらスタート地点である“口”が乱れてるのかもしれない。
腸の入り口にいる細菌たちと、最後にいる細菌たちは、 実は意外と“同じ旅の仲間”。
今日から“口腔から始める腸活”、意識してみては?